ご挨拶

公益財団法人 漁船海難遺児育英会
理事長 鈴 木 俊 一

漁船海難遺児育英会は、漁業従事中に海難等の事故で、死亡・行方不明になられた方々の遺された子供さんが、将来社会に役立つ人材に成長してくれることを願い、学資の給与、奨学金の貸与等の育英事業を通じて励ますことを目的としている公益財団法人であります。
漁業は、大自然の中での厳しい仕事のため、乗組員をはじめ経営者、関係者が事故防止に最善の努力を払っておりますが、誠に残念なことに、毎年多くの尊い人命を失う事故が後を絶ちません。これらの犠牲者は一家の柱であり、柱を失ったあとは、若い母(妻)や年老いたご両親に大きな負担が掛っておりますが、中でも、子供の養育問題は、大きな悩みごとになっております。私どもはこうした遺族の生活実態を踏まえ、子供たちを励ますべく努めております。
本会の事業は、設立当初、せめて給食費程度でもと、小・中学生に対する学資給与制度からスタートしましたが、現在では幼児から大学生等まで一貫した育英事業が整備され、2009年度からはこれまで学資給与制度と奨学金貸与制度の併設で補っておりました高校生等に対して、学資給与金を増額することにより完全に給与化するなど、本会設立当初に比べ格段に充実することができました。これも、ひとえに温かいご支援をくださった皆々様方のお陰と心よりお礼申し上げます。しかし、事業の内容は必ずしも十分とはいえず、その改善・充実のためには、なお一層努力いたさねばならない実情にあります。
現在、私どもは、育英事業の充実のため、漁船海難遺児育英資金「水色の羽根募金」の募金をお願いするとともに、大学生等を対象とする奨学金貸与事業のために「励ましおじさん・おばさん」を募り、ご支援をお願いしているところであります。
以上のような育英事業の目的、実態をご理解いただき、今後とも、一層のご支援を賜りたく重ねてお願い申し上げるとともに、併せて、漁業から悲惨な事故が一日も早く無くなることを祈念してご挨拶といたします。


 


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